●ぬか漬け革命!水なすの洋風白ぬか漬けプロジェクト

●ぬか漬け革命!水なすの洋風白ぬか漬けプロジェクト


大阪の伝統野菜である泉州水なすは、生食できるなすとして世界的にも珍しく、また、夏の風物詩とも言えるぬか漬けは、大阪泉州地域を代表する特産品として、お中元や贈答品として長く親しまれてきました。

泉州地域の宝である「水なす」を、もっと手軽に、食べやすく、楽しんでいただきたいと考え、全く新しいぬか漬けの開発にチャレンジしたいと考えました。

白ぬかは、酒造において酒米の精米歩合を高める際に生じる、より白米に近い部分のことを指します(化粧ぬかとも呼ばれます)。ぬかよりもお米に近いため、風味も上品で、美容※にいいということで使われたりもしますが、日本酒づくりでは使い道に困り、廃棄することが多いものでもあります。
また、きめ細やかなため、ぬか漬けに使うと野菜の水分で「みそ」のようなペースト状になり一般的なぬか漬けとしては扱いにくいものでもありました。

それらの課題をまるっと解決できたのが、今回の「ぬかも食べられる!水なすの洋風白ぬか漬け」です。

5年の開発期間をかけて、白ぬかを厳選し、その特性を活用し、白ぬかに、和風味、ガーリックペッパー味、バジル味、ワインテイストの4種類の風味を加えた新しい白ぬかの開発に成功。


開発に5年かかったように、洋風白ぬか漬けの開発は困難を極めました。
白ぬかの仕入も、美味しく食べられるものが求められるため、何度も仕入先をあたりました。
また、きめ細やかでペースト状になる白ぬかで、水なすを美味しく発酵、熟成させるところが最も難しく、3年目にはプロジェクトは頓挫。そこで、大阪府立環境農林水産総合研究所が開発支援を行っていることを聞き、支援をお願いすることで、2022年には、旨味を増やし、美味しく熟成させることに成功した新商品がやっと完成しました。

また、自社ファームで水なすの栽培を昨年度から開始したこともあり、ついに、本格的に洋風白ぬか漬けの提供にこぎつけることができました。

味わってみたい!食べてみたい!方はぜひこちらから
プロジェクト
さのちょく

ふるさと納税 3.0

 

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